「自分の専門家」出会えた苦難、体験、人々、海と山に感謝!

先日、「家族と子どもセラピスト学会」にて、来年以降の研究テーマを発表させていただきました。わたしにとっては、これまでの半生の体験を結実させ整理する体験となるものでとても、楽しみなプロセスになるとわくわくしています。

さて、同学会の、学会誌第10号には、これまでの、アダルトチルドレンを対象とした臨床の実践を掲載していただきました。とても嬉しく思います。

タイトルは、「アダルト・チルドレンを主な対象とした開業心理臨床家による統合的な心理療法実践の試み」です。

7年間の、カウンセリングやグループワークで実践してきたことを、先人の論文を展望しつつ考察してみたものです。

査読の先生方、編集の方には、「自分の専門家になる」とはわかりにくい!とだいぶ指摘されましたが、

私の中にある現在の整理をすこし抜粋して、ご紹介します。

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3:自分の専門家

CLの変容と共にTHの内で、彼ら彼女らの望む「回復」とはどのようなものなのかについて探求することへの関心が高まった。この関心は、筆者自身がどうしてこの仕事を生涯の生業としようとしたのか問い続ける過程につながっていた。CLにとって変容したアイデンティティとは、未知なものであるがゆえに、それを受け入れる準備が整うまでの過程は「・・・以前のうつ状態にもどってしまうようで怖いです」などのように恐怖や不安の対象として語られた。

面接では、自分を保護できる自己12)を育むには時間を味方につけることが必要であり、それは一過性の解決ではなく生涯を通した行程になるのだろうという物語りをCLとともに紡ぐことになった。

モーガンは、過去であれ現在であれ,問題を経験した人々は,同じような状況に立たされた人々を援助できるような特別な知識,スキル,遂行能力,経験を持っているが,それは,問題の起こり方,問題の接近の仕方,問題のやり口,さらには,問題との関係の変え方や対抗方法などの智恵や専門技術なのだと述べている。現実世界で “生きる” 術を職業またはなんらかの役割としそれに必要なものを専門技術とするならば、ACの“生きづらさ”の自覚とは、自身を支える生きる力や専門技術に変容する可能性を持つ潜在的なプロセスであると言える。「回復」とは、その専門性を見つけ、増幅し、世界に接点を見出し、自分と他者や世界に有益に使う道のりそのものなのではないかという仮説を筆者は設定した。

人間理解の多様性への関心と苦難の体験に自覚を見いだす過程とは筆者自身がたどっている道のりであったと振り返る。

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先日の学会の朝、早めに会場付近に着いて、カフェでその日2杯めのコーヒーを飲みました。ウイズ、パン・オ・ショコラ。
私のプロセスノートから・・・「私はこれから、発表をするが、それはとてもすがすがしい感じだ。サラリーマン時代、プレゼンテーションは、クライアント企業のためにアイディアやデザインを提案するもので、それはどうがんばっても他者のものであることが息苦しかった。
いま、ここでは、ただ、自分のお楽しみのために、私の体験とやってきたこと、失敗などをそのまま表現して、必要な方にシェアしたいと思う。
それには、ただただ「自分であればいい」。私は自分の専門家になりつつある、。

という至福の20分を味わいました。出会えた苦難、体験、人々、海と山に感謝!

それでは!  (*^^)v

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明石郁生
カウンセラー/臨床心理士
AA-J /家族とAC研究室
http://www.ikuoakashi.jp
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