前回、開業カウンセラーにおいて、新規クライアントを獲得することの、難しさなどを書きました。今回は、ステップマーケティング〜「敷居の低い、集まりの継続的な開催」について整理していきたいと思います。
ところで、
カウンセラーのみなさんは、どうしてカウンセラーになったのか?職業の選択肢のひとつとして、とりあえず儲かるから、楽しそうだから(笑)という動機は少ないと思います。
私のケースでは、
エッセイ「ACの力ー自分の専門家になる」抜粋:
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私は物心がついたころから「自分が誰なのかわからない」という混乱を感じていました。思春期から社会人になるに連れその混乱は増し、その過程でいろいろな“生きづらさ”を体験してきました。
30歳の頃、理不尽で耐え難い身体症状のためサラリーマンを辞めざるを得なくなり、その後は、さらに混乱が複雑になり、自分の存在、どうやって生きていくのか、人間関係(特に女性との関係性)などにおおきく混乱しながら過ごしてきました。
ある時、これはもう、人間の心について専門的に取り組まないと一歩もすすめないといった気持ちになったのを覚えています。それで、働きながら学ぶことのできる臨床心理学大学院を見つけ門をたたきました。
フロイトが誰かも知らなかった私は、そこで、
ものごころがついてからずっと悩んだり苦しんだりしてきた経験を臨床心理学や精神医学という軸を使って振り返る時間をはじめることができました。自分を知ることに向き合い始めるとACという概念を知ることになりました。
以来、自分を知ることを続けてきたプロセスが、セラピストという仕事に生涯たずさわっていこうと覚悟をきめたといえます。
自分をもっと知りたかったというのが本音です。自分を知る作業をすることが“仕事”につながるとはなんとも不思議な体験を歩みました。
「これまで誰よりも悩んだこと、苦労したことなど、過去であれ現在であれ、問題を経験した人々は、同じような状況に立たされた人々を援助できるような特別な体験、スキルを持っている。」(Morgan,2000小森他訳2003)
私は、自分の苦闘体験を使って、必要な人にシェアして、生きるしかないと思ったのです。42歳頃、海岸のデニーズで。他になにもとりえがなかったのです。
例えば、私にとっては、ステップマーケティング〜「敷居の低い、集まりの継続的な開催」とは、
「ACミーティング、」 という、ミーティングを毎月1〜2回 近くの会議室で行うことなのです。
私が私を探求したいと思ったように、そのような方がたくさんおられます。
人間関係がうまくいかない、自分を愛せない、子どもを愛せない、感情の爆発がある、依存症がある、などなど
最初は、1人でも、。時間が経過するに連れ、多くの方が来られるようになりました。
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このカウンセラーは、自分がACだと言っていろいろ、話すんだなー
ここでは、いままで誰にも話せなかったことを話せるなー
カウンセリングなんて、全然意味がないとおもっていたけど、今度、予約してみるかー
もしかして、ACって、いいことなのか?
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たとえば、参加費が500円でも、定期的に開催することはとても大切です。
いま、カウンセラーになって仕事ができること、先人や師匠らへの恩返し、社会へのカウンセラーらしい貢献として。
読んでいただいてありがとうございます、感謝します。
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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。
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