親密な他者に「自分自身の癒えていない部分を投影して」かかわる。この心の動きは、相手を「愛する」ことと相手の中に「癒えていない自分」を見いだして、「その自分を愛すること」を取り違えてしまうのでしょう。
相手からすると、愛されているのか、都合よく利用されているのかわからなくなるかもしれません。
本人は、「これだけ愛しているのにどうしてわかってくれないの!」というような怒りが爆発してしまうことがあるでしょう。「自分の課題」であることに気づけず、(自分が安心を感じるように)相手を変えようとコントロールしようと躍起になるでしょう。このようなご本人には、原家族で同じような自己愛関係が学習されてしまっていることがあります。
恋愛依存、アルコール依存、仕事依存、慇懃無礼なパーソナリティと引きこもりの反復が見られます。夫婦の間では、ケンカが絶えず、非難の応酬が繰り返されるかもしれません。
こうした自己愛の修復課題についてのカウンセリング、ワークを日々実践研究しています。
オンラインZOOMを使ってこういった内容について「会場に出向く」ことにしばられず、話し合える場を持てることはとても興味深いものです。
オンラインZOOMを使って同じ課題を持つ仲間と出会える貴重なグループ体験を得られます。遠方の方にも気軽にミーティングをご体験いただきます。安全な場でのシェア・分かち合いを通して、ご自身の「人間関係パターン」に気づきを向けていきます。他の方のシェアをお聴きになるだけでもご自身へのヒントとなるでしょう。
この回は、共依存・アダルト・チルドレン(AC)と複雑性PTSDと自己愛パーソナリティの関連やカウンセリング・ワークの方向性について少し解説し、皆さんでディスカッションしたいと思っております。→こちらからご予約をお願いします。https://www.reservestock.jp/page/event_series/68074/
<C・L・ウイットフィールド:斎藤学監訳,鈴木美保子訳,内なる子どもを癒やすーアダルト・チルドレンの発見と回復ー誠信書房,1997.>
東の空の低い位置に大きくて赤い満月を見ることができます。眺めていると、いにしえの人々にも今の私たちと同じように家族の神話や病気、自己顕示欲などに悩んでいたんだろうなぁと感じることができます。
上の世代から無意識に受け継いでしまった「鎧」が、大人になった自分には小さすぎて窮屈と感じる時は、成長や変化のプロセスなんだろうなと思います。
けれど、親の世界観、人生観を越える、拡張する、変化する、別れるとは、時に強い抵抗を伴うのでしょう。盟友との別れ、身体の死に匹敵するような困難をともなうこともあるでしょう。これまで演じてきた役を降りたり、脚本を書き換えたりする必要があるからです。不安を感じるのはとうぜんなプロセスでしょう。
小さい頃に満月はどのように見えていたのだろうか?
同じ月を見ているのにどうしていまはこのような気持ちになるのでしょう。
こういった自己愛が成熟していく道のりとは、大人になる寂しさを体験するものです。
けれど、他者や世界の反応(他者の言う幸せや成功)ではなく、自分の課題に取り組んでいると思える時、たとえそれが困難なものであれ、「自分の課題とともに居る」という感覚が「私」なのでしょう。こうした過程を経ることで、私たちは自分を愛することができるようになるのではないでしょうか。
継続個人・ご夫婦カウンセリングご予約はこちらからお願いいたします。(少し時間の空いた方もどうぞこちらからご予約をお願いします。)→https://resast.jp/page/reserve_form/6429/
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家族とAC研究室