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アダルト・チルドレン(AC)という生きる力 無料ニュースレター 2024.2.28

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アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー無料NEWSLetter

1980年代後半から2000年代前半にかけて、アダルト・チルドレン(AC)ブームがありました。この用語は当初、日本では少し誤解されたまま広がりましたが、幸運なことと言えば、子ども時代に不適切な養育環境を体験し、その影響を少なからず受けたまま青年期を向かえた人々が、自身の苦難を語る機会が開かれたことです。

けれど、ACとは診断名ではありませんので、専門機関の援助を受ける対象となりにくいのです。しかしながら、ACという用語には、援助の必要がないと片付けてしまうわけにはいかない、見過ごせない苦難を抱えている人々の状態が含まれています。

先人の尽力の上概念化されたACという概念は近年再考されていることに敬意を表します。

これまでだれよりも悩んだり、苦労してきたことには、他では学ぶことのできない専門性が刻まれていて、それは自分自身の生きる力に変容すると体験しました。

アダルト・チルドレンの自覚があるなしにかかわらず、一般的な社会や家族の気に入る要請や、評価や意見にがんじがらめに、しばられ、傷つき、それでも毎日、仕事や勉強や生活やアルバイトや自分を知ることに一生懸命な人々、いつも、どこか生きづらいと感じている仕事や生活が楽しめない、一歩、踏み出せない
自分が何に向いているかわからない、悲しみや怒りから抜け出せない、孤独を感じている、

批判されたり愛されていないように感じる、突っ走るように生きているけれど、本当は何をしたいのかわからない、でも、それを知りたいと感じている人、。

私の研究実践しているカウンセリング、ワークの本質は、悩み、生き辛さ、症状、病気などを、心身が変化しようとしている時に、発せられるシグナルと捉えて、その意味や、流れをクライアントさんとともにプロセスしていくというものです。

自然が変化するように、私たちも時間軸に変化を求められます。細胞は肉体の死という限界設定にむかっているのですから。自身の症状、無意識、病気、夢などは、私たちを変化の入り口につれていってくれます。ACの自覚とは、そういう意味で、力なのです。と探求しています。

ほんとうの自分自身を見つけたいと思っている自分探求者に読んでいただきたい手紙です。
ほぼ、週1回メールさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

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明石郁生 臨床心理士/セラピスト

 

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