私たちの文化に、または私たち個人的には、「いいひとであらなければいけなくて」、本能的な、怒りや殺意や闘争心などは抑圧される傾向にある。
が、国家的には、認められているのだろうか?
気晴らしを求めて、無意識の集合形態、アクティングアウト、「戦争」を容認しているのではと、気がつなくてはいけないと思う。
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心理臨床家として、多様性ある人間理解を深めるために、いくつかの心理理論、心理療法らを学び続けています。
言葉にならない『生きづらさ』を抱えながら、生き延びる力の在る、彼ら彼女らに惹かれています。内面に向かう力、投影をひっぺがし、自分のものとする勇気、そのプロセスは、全体性にむかい、無意識で痛ましい行動化を無力にすると確信しています。
「アダルト・チルドレン」という言葉は、自分の本質にたどり着くための心身を通したひとつの「気づき・自覚」であり、狭義の「回復」(症状を治すなど)の枠組みにとらわれない「回復の多様性」を目指すツールとして再考されています。
ゲシュタルト・セラピーとは、S.フロイトから由来する精神療法へのカウンターとして、F、パールズらが、人間という有機体全体を断片化せず、心身をひとつとして捉えようと創始発展させました。自分に起こっていることや悩みは、すべて自分のものであると「気づき・自覚」をすすめることを促します。
伝統的なゲシュタルト・セラピーに、精神力動、家族療法のアプローチを視野に入れ、感情・身体感覚と認知の密接な関係を「いま、ここで」体験していただくことを促します。
ゲシュタルト・セラピーの臨床的な応用、また、『生きづらさ』を生きる力へ変容体験するワーク、組織、リーダーへの人間関係改善の実践として、まずは第一回目の私のチャレンジです。
【対 象】:
アダルト・チルドレンの自覚ある、なしに係わらず、自分の中にある力に気づき、自分らしい生き方を目指すことにご関心のあるかた、どなたでも参加できます。
また、体験的ワークにご興味のあるカウンセラーさんの参加も歓迎いたします。
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アダルト・チルドレンのためのゲシュタルト・セラピー 4,23,2017 横浜
【内 容】:
10時~:チェックイン、シェアリング
11時~3つの気づきレッスン
12時~13時30分 ランチ休憩
13時30分~グループエクササイズ
14時~ワーク1 例:「エンプティチェア体験 」
15時~ワーク2 例:「未完の問題ワーク 」
16時~ワーク3 例:「体の気づきとワーク」
17時終了
個人ワークをご希望の方は当日ワーク中に申し出ください、2~3名ほどお受けできると思います。多数の場合はじゃんけんで。ワーク全体への参加のみでも自身への気づきが得られると思います。
*内容は当日の進行状況により変更になる場合があります。
*クリニック等へ通院中の方は、主治医または担当カウンセラーの承諾をお願い致します。
【ファシリテーター】:明石郁生 (あかし いくお)
開業カウンセラーとして精神力動的療法、家族療法、ナラティブ・セラピー、認知行動療法、ゲシュタルト療法、プロセス指向心理学、トランスパーソナル心理学等の理論基盤を統合的に用いる臨床を実践、研究
CSPPカリフォルニア臨床心理大学院日本校 修士課程修了 臨床心理士 家族とAC 研究室 代表
所属学会:日本家族と子どもセラピスト学会 日本嗜癖行動学会 日本心理臨床学会
日本トランスパーソナル学会 日本ゲシュタルト療法学会
【日 時】2017年4月23日(日)10時~16時30分 (9時45分開場)
【会 場】アメリカ山ガーデンアカデミー プレイルーム(横浜市)中華街駅直結http://gardenacademy.jp
【参加費】
一般参加:18,900円(税込)(3月24日以降にお申し込み)
早割: 14,500円(税込)(3月23日までにお申し込み)
継続割引:13,500円(税込)(明石郁生ワーク3回め参加から)
【定員】15名(会場の都合で、定員になり次第しめきりとさせていただきます。)
*最低開催人数:5名