近所の塾の軒先にツバメが帰ってきましたとても嬉しいです。
今回は、複雑性PTSD(記憶にある、なし。実感がないケースがおおい)
身体に記憶されているトラウマ反応について書いてみます。
・・・彼女は自分のこころが愛する人に会うという気持ちの高ぶりと、乱暴される恐怖とを自動的に結びつけている。
<ヴァンデコーク 身体はトラウマを記録する>
親密であるはずの家族からの複雑性PTSDは、彼女の中の、愛する感情、親密になる感情を機能停止させていました。無理もない防衛機構です。
大人になって、他者から自分を愛する、親密になる感情を向けられると、無意識にトラウマ反応を起こします。
・脳を覚醒させ、交感神経を優位にし、筋肉(肩や腰、横隔膜など)を緊張状態にします。乱暴される、前に、怒りを表現したり、回避行動をとったりします。
・そうして、対人関係がうまくいかなくなるかもしれません。そして、落ち込むかもしれません。
ACカウンセリング、ワークでは、
本人が望んでいないこれらの光景、感情、身体症状とは、
いまの、自分の仕事や生活、人間関係を「全部壊してしまう恐ろしいもの」ではなくて、
過去のトラウマの残滓(ざんし:残りもの、瓶のそこにあるシミなど)として
自分を観察できるようになることを目指します。
記憶にない、実感のない複雑性PTSDの反応などを
AC(アダルト・チルドレン)というコンセプトを使って、自覚をすすめ、自分らしい自分を見つけることができる人が増えるようカウンセラーとして仕事をしていきたいと思ってます。新年度にむけて。
読んでいただいてありがとうございます、感謝します。
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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。
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