“カウンセリング” というと、「困ったことを治す場で,くつうなんじゃないか?」と思われるかたも多いとおもいます。「心理テストをしたり,診断したり,分析したりして,なやんでいる考えや,行動を指摘して,げんいんを探して,カウンセラーが解決方法をアドバイスするもの・・・。」といったイメージを持たれている方もおられるとおもいます。もちろん,必要があれば,そのように行うこともあるでしょうが,私たちが実践しているカウンセリングとはだいぶイメージが異なります。
私たちが研究実践している“統合的カウンセリング”は,あなたが、今,感じているお気持ちや身体の感覚、症状などの課題を自己成長の過程であるととらえ,その変化を,全くあたらしい物語りとして紡いでいく時間です。
あなたの本来持っている「力」を見つけるお手伝いをすることです。
日本では身近な開業カウンセラーが少ないとうこともあると思いますが,欧米では,迷ったときや,将来のこと,こころと身体のマネジメントや,ビジネスの決断にホームカウンセラーを活用することがステイタスになってきているようです。カウンセラーは,安全な場(守秘義務など)や時間、状況を提供し,あなたの伴奏者となります。
あなたの物語り,気持ちや,感情をあなたの言葉にして話すことは,あなたが持っているほんらいの知恵にあなた自身が気がつくことに繋がります。
カウンセリング、心理療法(サイコセラピー)、夢カウンセリング
対象:どなたでも
・悩み、夢、身体感覚 を通して、自分自身の内にある力に気づきたい
・仕事が忙しくて体調不良を感じている、ワークホリック、自分のほんとうの気持ちがわからないなど
・身体症状:長く続く肩こり、緊張、不眠、疲れがとれない、違和感、のどのつかえなど
・夢にご関心のある方(夜見る夢、繰り返し見る夢、怖い夢、セクシーな夢など)
生きづらさを感じている:
学校で友人たちとうまくいかない、うまくいきそうになると関係が壊れてしまう。仕事での人間関係がうまくいかない。周囲の人の気持がわからずいつも緊張してしまう。親を許すことができない。小さい頃に家族の中でつらい経験があったが誰にも話すことができないでいる。孤立していて毎日まったく楽しくない。このままではいけないと気持ばかりあせるがどのようにしたら良いかわからない。カウンセリングでは,あなたにこれまで何が起こっていたのかをゆっくりお聞ききするところからはじめます。ご家族から受けた影響を知り,あなたの傷を癒し,ほんとうのあなた,新しいあなたをつくるお手伝いをします。
恋人,夫や妻、家族との関係で悩んでいる:
毎日,家族のケアでいそがしくへとへとで疲れている。世話やきに没頭していないと不安だ。いつも問題に巻き込まれている。言葉の暴力,暴力に困っている。それでも相手から離れられないでいる。「ノー」と言えず,相手にあわせてしまい疲れてしまい,うらみや怒りが湧く。共依存的な行動や人間関係は「良い人」とみられがちですが,お互いの精神的・性的・身体的侵入を許してしまいつらい関係となってしまいます。相手とのバウンダリー(境界線)を見つめてほんとうの愛を育てていきましょう。<引用文献>ヘンリー・クラウド(2007)境界線(バウンダリーズ)―聖書が語る人間関係の大原則(地引網出版)
トラウマについて相談したい:
自分の命が危険にさらされたり,他人がそのような状況にあるのを見た。事故や事件に巻き込まれた経験がある。子どもの頃につらい経験がある。このような出来事がこころに強く残りすぎていると,フラッシュバックを起こしたり,悪夢を見たり,感情が麻痺したり,無力感や自分を責めたりするころがありますが,それらは誰にでも起こる自然な反応です。自らを悪いと思う必要はありません。カウンセリングでは,どのような内容でもあなたのお気持,言葉をしっかり受け止めます。無理のない範囲でゆっくりと,つらさ,悲しみ,悔しさ,怒りなど体験を言葉にしてください。
依存症,アディクション:
買い物、アルコール、薬物、仕事、恋愛,過食・拒食,ギャンブル,暴力,窃盗,自傷などアディクションは,その裏側につよい不安や現実への抑圧,否認という心理的防衛が働いているかも知れません。次第にショートカット化して自動性をもつようになるかもしれません。アディクションをすすめる一連の心理的防衛に焦点をあててみることからはじめます。アディクションが求めているの対象は,アルコールや薬物などではなく,他者を求めているのかもしれません。他者を求めて得られないために,代替物との関係に陥っているのかもしれません。家族療法と同時に援助グループ,自助グループへの参加をすすめて人間関係の回復をめざします。
<引用文献>斎藤学(2009)「依存症と家族」学陽書房
親密な人,家族への暴力:
感情の爆発,つよい不安が起こる。人間関係,感情が不安定で周囲の状況に極端な反応をしてしまう。自傷行為をくりかえしたり,空虚感にとらわれる。イライラ、怒りが爆発する。相手に見捨てられるような危機感をもったり,理想化したり罵倒したりする。アルコール,薬物,無謀な運転,セックス,過食などにのめりこんでしまう。周囲にはひとりも信頼できる人がいないと思ってしまう。カンセリングでは当面の生活上の困難の変化に焦点をあてながら,必要に応じて複数のセラピストチームや医師と連携します。援助グループとの連携やスピリチュアルなWSの併用を提案しながら根気よいセラピーを続けます。
うつ、意欲,気力がない:
疲れやすい。眠れない,目がさめてしまう。うつ状態が続いている。 “うつ”は近年,マスコミ等で大きく取り上げられていますが,“うつ”とは幅広いテーマであるだけに適切な理解,自覚,回復方針がとても大切です。
1、普通の抑うつ(健全なうつ)
2、うつ状態,
3、DSM診断基準に基づくうつの3つは混同されていることが多いように思います。しかし,3つとも実際には連続的であることが多く,線引きがむずかしいものです。それぞれ,問題点や目標が異なります。区別は難しいのですが,ひとつの参考例として,
1,普通の抑うつ(健全なうつ)とは,思い通りにいかないことなどで落ち込んでいる。ある達成の証でもある。自分でその抑うつの理由や背景が理解できている。
2,うつ状態とは,落ち込みの理由などがわからず途方にくれている。背景に神経症,境界例,摂食障害などのアディクション(依存症),脳器質疾患,ショック状態な出来事からの反応性など抑うつ以外にも大切な問題があるかも知れない。
3,DSM診断基準に基づくうつとは,大うつ,双極性うつなど,まず“抑うつ”という問題が中心にある。
<引用文献>平井孝男(2004)うつ~ ー長期化の予防と対策 創元社
ひきこもり、不登校:
ご相談に来られる方が,ご本人であるかご家族であるかでアプローチは少し異なります。先ず,急ぎのアセスメント(査定)をします。ご本人,ご家族にすぐに治療が必要な身体的精神的な疾患があるかないか,自傷行為や他者を傷つける可能性はないか,暴力はあるのかないのかなど心理的な介入の前にしなければいけないことを相談者と共に話し合います。他の専門家の協力や必要性や,提携クリニックの確保,入院先の確保なども行い,相談者が安全で安心できる環境を整備することに焦点をあてます。 家族療法の視点から介入の対象を“ひきこもり” 本人「個人の症状行動」→「家族のコミニケーション」にします。 “ひきこもり”とそれにまつわる言葉や行動とは本人にとって,どのような意味,利益があるのでしょうか?社会,学校,家庭からネグレクトされないために,“ひきこもり”とは合理的なようです。メタファーとして症状行動を読み解くよう相談者と話しあいます。相談者がお母さまの場合,ご夫婦関係,元家族との関係,今のお気持ち,これからのことなどについてカウンセリングをすすめて行きます。
*上記は一例です。
コーチング/コンサルテーション:
対象:ビジネスマン、医療従事者さん、教職員さん、学生さん、どなたでも
逆境を専門分野に、「自分の専門家」になりたい。キャリア相談、就職・転職相談など:夢を実現したい、自分らしい生きかたを見つけたいなどどなたでも。自分の将来や夢がわからない、人生の目的、意義、危機。結婚、離婚、就職、転職などから生じる心の葛藤等、カウンセリングを通じて援助します。
経営者カウンセリング
対象:経営者、ビジネスリーダー
対話により経営者の中にある力をひきだすことが狙いです。カウンセリングというと困っている人がいくというイメージを持たれ、日本の経営者にはなじみがないかもしれませんが、欧米の経営者は専門家のケアを受けていることがの信頼のひとつになるようです。最新のカウンセリング理論,マーケティング技術などを使いながら,経営者であるあなたの中に既にある力を引き出していきます。
経営者は自身のことを話す機会がすくなく、孤独におちいることがあっても無理もありません。仕事が忙しすぎて何をしているのかわからなくなることもあるかも知れません。接待ばかりしてしまったり,自己啓発等のセミナーばかり出てしまうのかも知れません。
孤独な闘いは誰にも理解してもらえず,家族とすれ違ったりしてしまうかも知れません。休日もゆっくりしたこころもちになれないかも知れません。そんなときに,自分の夢がわからない,やる気がでないと思ってしまうのは無理もありません。
今、経営者に必要なことは、
すでに備わっている“力”を正確に見いだすことです。あなたの“力”を世界の人々が待っているのです。情熱のある経営者にこそカウンセリング、コーチングの導入をおすすめします。
🔷どんなカウンセリング形式があるのですか?
個人カウンセリング:茅ヶ崎オフィスにてカウンセラーと面接形式でお話いただきます。
オンラインZOOMカウンセリング:ご自宅やオフィスからお受けいただけます。
夫婦カウンセリング:自身の感情を所有することからはじめます。
家族カウンセリング、家族療法:症状行動の意味をともに読み解きましょう。
アダルト・チルドレン(AC):AC専門領域のカウンセリングです。
夢カウンセリング:夢を自己成長のためのシグナルとしてあつかいます。
グループカウンセリング:集団心理療法です。アディクション、依存症などに
ゲシュタルト・セラピー:心身の関連を「いま、ここ」であつかいます。
プロセスワーク:心身に湧いているシグナルを成長の機会としてあつかいます。
経営者カウンセリング:経営者の孤独、悩みを事業の成長のサインとして。
🔷カウンセリングはどのようにしたら受けられますか?
完全予約制ですので、事前に予約をお願いいたします。
カウンセリング時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:30~12:00 | - | ー | ○ | - | ○ | ○ | ○(WS) |
13:00~18:00 | - | ー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(WS) |
*お休み 月火
*論文等の執筆期間、ワークショップ(WS)、講座の際はカウンセリング枠、お休みが変更になります。
🔷カウンセリング料金(税込)
形式:茅ヶ崎オフィス面接、ZOOM *2024
初回30分無料カウンセリング・オリエンテーション:Zoom形式 *1回のカウンセリングではなく、お話をうかがってカウンセリングが有効か等のご提案をいたします。 |
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個人セッション :お客さまと共に考える統合アプローチ | ||
夫婦・家族セッション:家族療法アプローチ | 18,500円 50分 | |
訪問セッション:さまざまなご都合で面接におこしになれない方に,セラピストが伺います。場所を伺ってお見積もり致します。 | 目安:50,000円 50分 | |
*お客様の状況、カウンセリングの進行に合わせて、回数と費用をご提案していきます。 例)AC回復のカウンセリング:月/4回 12,800円 12ヶ月契約 |
経営者カウンセリング 50分 Zoom https://ikuoakashi.jp/presidentcounseling |
6回契約:120,000円 1回/50分 * 6回を終えた時点で継続、または終了。 *御社オフィスに伺う面接形式をご希望の際は別途お見積させていただきます。 |
* ご予約の変更とキャンセル料について
予約日時を変更されるときは,前日17時までにメール,電話(留守電)にご連絡をお願いいたします。担当者の都合で変更するときはできるだけ早くお知らせいたします。予約日の当日キャンセルの場合は料金が発生し、お支払いをしていただきますので予めご了承をお願いいたします。
🔷どのように予約することができるのですか?
下記の予約フォームから日時をお選び頂いてご予約をお願い致します!
お電話でのお問い合わせこちらまで:0467-82-8277
受付時間:9:30~18:00 *月火曜日お休み
*カウンセリング中は留守電になっています。留守番電話に氏名、連絡先などをお願いいたします。営業時間内(翌日、翌々日)に担当者からご連絡いたします。
↓こちらの画面で現在のスケジュールをご確認いただきながら、ご希望の日時にご予約をすることができます。
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