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アダルト・チルドレン(AC)・機能不全家族・親との関係性

ほんとうの自分を探したい

アダルト・チルドレン(AC)

ACという言葉は、自らの“生きづらさ”を自分なりに理解しようと努める人がたどりつくひとつの自覚である。その自覚をつかい自身の人生を再創造する機会を開いていきます。あなたの“生きづらさ”は才能に変わるのです。

  • こんな自分は誰にも愛されない
  • 愛してくれないなら死んでやる
  • 突っ走るように生きてきた
  • 恋人、配偶者と大ケンカをしてしまう
  • 自分の居場所がわからない
  • 手に負えない怒りを感じている
  • 親密な人間関係がつくれない
  • いつも孤独でとても寂しい
  • 良い人になろうとして疲れ果てている

アダルト・チルドレン(AC)を再考する

「自分が誰なのわからない」「本当の自分がわからない、ほんとうの自分を探したい」「強い怒りや孤独を感じている」「良い子、良い人に疲れている」などなど長い間、生きづらさを抱えて、相談やケアにつながらず、ひとりで抱えている。また、医療機関で「アダルト・チルドレン(AC)は治療ができない」と言われたり、家族には「甘えているだけだ」と言われてカウンセリングにつながる方が少なくありません。

80年代後半のアダルト・チルドレンブームでは、この言葉は少し誤解されたまま広がりました。幸運なことは子ども時代に不適切な養育環境を体験し、その影響を少なからず受けたまま青年期を向かえた人々が自身の苦難の物語を語り、自ら難儀に自覚を向ける機会を開いたことです。
けれど、ACとは診断基準名ではないため、自分にはどのような援助が必要なのかわからず、いまもなお専門機関の援助に繋がりにくい人々が少なくありません。開業カウンセラーの印象では、ACという言葉には専門機関の援助が必要がないと片付けてしまうわけにはいかない程の見過ごせない苦難を抱えている人々の状態が含まれています。また、かれらの苦難には、学校や職場、家族の中でも周囲の目に見え難いという特徴があります。そのため、「恋愛依存」「仕事依存」または「引きこもり」、果ては、「キレル人」、「パーソナリティ障害」などのレッテルを貼られことを恐れながら、援助の場を探し続けていると言えるでしょう。

ACのカウンセリング・セラピーの方法

基本コンセプト:
ACのカウンセリングでは、ご相談者さんのご依頼は多岐にわたります。それゆえ伝統的な精神力動的療法に基盤をおきながらもいくつかの理論基盤の統合的実践が求められます。ご相談者のご依頼内容に合わせて進め方、枠組み、技法、変化の目標などを話し合いながらすすめていきます。家族とAC研究室のセラピスト/臨床心理士は、精神力動的療法、家族療法、認知行動療法、PIAS(逆説的家族療法)、ゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク、トランスパーソナルセラピーのトレーニングを日々積んでおります。

個人セッション:
まずはじめに安全の確保、現実検討をとりあつかいます。そして、小さな目標を設定します。もしあなたが何かに悩み生きづらさや症状があるとしても、それは、誰に向けられたどんなメッセージであるかを共に検討するところからはじめます。

個人セッションと集団心理療法(グループワーク)、家族療法の併用:
原家族において家族という複数のメンバーとの間で傷ついた自己愛を安全なグループの中で取り扱っていきます。弁証法的行動療法、ゲシュタルト療法、プロセスワークの参加を検討します。

複雑性PTSD(感情調整の支障、対人関係の支障、自己認識の支障)、自己愛パーソナリティを対象とした臨床的見立てを持ちます。:
児童期における自己愛の毀損に起因する複雑で特徴的な外傷性反応が診られる。そうしたパーソナリティを紐解いていくと、両親または養育者との関係性において共感を通した自己の存在を確認する作業が失われた体験を診ることができる。そのためかれらとの臨床的な関わりは、主訴として表現される対人関係の支障、感情調節の問題などにとりくみながら、自分とは何を欲している人なのか、この先、年齢や状況に沿ってどのような将来を描くのかという個別者としての主体的なあり方、実存的な課題へと変化していく。
こうした自己愛を対象にした臨床は、かれらが子ども時代の必要性に応じ身を守るために設定した防衛機制から生じた世界観・人生観の更新作業、育て直しに関わるためカウンセリングは精神療法概念の系譜の検討といくつかの理論基盤の統合的実践が求められる。

例)アダルト・チルドレン(AC)カウンセリングの進行・プロセス

初回面接 自傷、他害の可能性、本人の自覚、家族の安定性・心理療法への協力など
医療の必要性確認 身体症状の有無、恐怖、強い不安、攻撃性、フラッシュバック、幻覚等精神病症状の有無と現実検討の程度
当面の目標・期日設定 例)半年以内に◯◯◯できるようになること
個人セッション:
1stステージ
自分について語る。現在自分に起こっている出来事を一緒に探ります
個人セッション:
2ndステージ
家族について語ります。心理学家計図(ジェノグラム)の作成 家族の中心となっている固有のコミニケーションパターンを一緒に探ります。
個人セッション :
3thステージ
どのように自分の症状行動パターン、家族のコミニケーションパターンを変化させるか一緒に考えて行きます。適切な感情表出を通じて、認知のゆがみ修正、行動療法的にパターンに介入していきます。
ACグループワーク
統合的グループワーク
グループの聞き手に向けて、生きづらさ、苦悩について語ります。共感を持って聞いてもらえるという、他者への信頼、深い情緒交流が生まれます。今までの自己処罰的なモノローグ→ダイヤローグ(対話へ)変化していきます。社会の影、家族の影、夢、身体症状などの相対性とワークします。精神力動的療法にゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク、トランスパーソナルセラピー等の本質の統合を試みる実践です。夢、身体症状、ドリームボディへのアプローチを行い断片化された自己、心身の統合を目指します。
個人セッション:
4thステージ
グループワークの振り返り、目標設定の修正、反応,変化を一緒に検討していきます。
日常生活への統合 定期的なグループへの参加を通して、Thと参加者同士の情緒、言語・非言語相互交流を促進し、自己理解や他者理解を促す機会をつづけます。犠牲者から生存者へ、生存者から自分自身の専門家へ
費用と期間など目安 お客様の状況、カウンセリングの進行に合わせて、回数と費用、目標期間を話し合います。

基本個人セッション 50分 :12,800円
6回券:71,000円

治療目標ごとの費用と期間、事例)
悲嘆と回想期間:2回/週 1,1000円 6ヶ月
休職中のカウンセリング:4回/月 11,800円 12ヶ月
回復後、自立カウンセリング:2/月 23,600円

初めての方へ

カウンセリングをお受けになることに、不安や緊張を感じるのも無理もありません。私たちは少しでも安心してお話しいただけるよう、リラックスできる環境作りを心がけています。これまでの苦難を栄養にするためにカウンセリングに臨んでいただけるよう、カウンセリング内容や進め方、今後の方針を一緒に考えます。気になることがあればカウンセリング中にどうぞ遠慮なくご質問ください。

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