カウンセリングというと、自分のつらい部分を治さなくてはいけないと思わている方が多いでしょう。
そういうアプローチが必要なときもあると思いますが、私の実践しているカウンセリング、ワークの本質は、悩み、生き辛さ、症状などを、心身や生き方が変化しようとしている時のシグナルと捉えて、その意味や流れをクライアントさんとともにプロセスしていくというものです。
ACとは、ほんとうの自分を自覚するためのひとつのコンセプトです。
ACという自覚をつかって、自分を探求することは、
自身のいのちの意味を知り、人生の喜びや愛を感じる道のりであると体験してきました。
何が出来るかを証明するために仕事をしたり、世話焼きをしたり、恋愛にのめり込んだり、
感情を抑制した努力は、自分を見失い、倒れるまで続くかもしれません
いつもいつも、怒りや悲しみがあり孤独を感じている、。
無理も無いことです。これまで、ものすごい力を使って生き延びてきたといえます。
湧いている感情を見ないようにしたり、
自分の気持を後回しにしたりと。
夢、身体症状、病気とは、それを教えてくれます。
ACの力を肯定するセッションとは?
そうした怒りに愛と敬意を持って探求するようにチャンジします。
でも、泣き叫んだり、大声をだしたり、怒りをあらわにしなければ、とかそういうことはありません!!
カウンセラーとともに、沸き起こってくる、小さく、傷つきやすく、微細なシグナルを、ゆっくりと味わうことからはじめます。
怒りとは自分に自分の存在をわかってほしいという大切なシグナルです。
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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。
瞑想・ワークをしていない時、私たちは、世間の要請、社会の要請、家族の要請、とらわれなどに自動的(無意識)に反応し、行動することがおおくなるかもしれません。そうして、
自分が思う自分(アィディンティのひとつ)をつくりあげてしまいます。
自然の一部である私たちは、自然が変容するように、自身の変容をせまられるときがやってきます。
自分が思う自分(旧来の自分)のみに固執していると、堅苦しく、息苦しく感じることがあるかもしれません。それは、夢や身体感覚、身体症状、人間関係のトラブルなどとして表れるかもしれません。
世界の問題、グループの問題、個人の問題は、私たちの命のシャドーであるという視点で相対的なワークをこころみ続けます。