統合的グループワークとは? 精神力動的療法とゲシュタルト療法、プロセスワーク、トランスパーソナ ルセラピー等の本質を統合する集団心理療法(グループワーク)の実践です。その過程を通して自己の発見、癒やし、変化をめざします。
⇒ワークのトレーニングと自分を知り他者とつながる体験と「癒やし」とは同義語です。
⇒その道程はそれぞれの家族や人間関係、共同体に変容をもたらせ争いを無意味にすると言えるでしょう。
・自身の内面にある力を見つけ、自分らしく生き生きとした人生をおくることに関心の在る方
・ゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク、トランスパーソナルセラピーなどを臨床的な実践に応用することに関心の在る方
・医療者や援助職の方
・カウンセラーさん、または将来カウンセラーを目指す方など
・人間関係の改善、家族関係の改善などに関心がある方など
・どなたでも。
年間日数:12回 2025年3月〜2026年2月
*日程は暫定的なものをあげております。変更になることがあります。予めご了承ください。
*日程が合わない場合は個人カウンセリング、または他の明石ワークに振替可能です。
*単発参加も歓迎しております。
2025年 会場:鎌倉、藤沢、戸塚、茅ヶ崎 | 時間:13時30分〜16時30分(3h)日曜日 | |
#1 | 3月2日(日) | ・統合的グループワークのコンセプト ・自分の中に起こっていることに気づく ・プロセスを通した自己の発見、変化、癒し |
#2 | 4月13日(日) | ・知覚のはじめから終わりまで ・プロセス瞑想の実験 ・いま、ここに、生きる |
#3 | 5月4日(日) | ・自分の知覚に共感的に気づく ・動作のワーク |
#4 | 6月8日(日) | 対人関係ワーク |
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*常に適切化をはかりながらすすめます。日程・時間・講師・内容は変更になる場合があります。予めご了承ください。 |
G研2025 参加費用: 1、2024G研修了生 @8,800円 =105,600円 12回分振り込み 2、Rez研究会と併用参加 3、明石ワーク参加3回目以降の方 *単発参加:@10,800円 *カード決済の場合は手数料4%ご負担をお願いしております。 *在籍期間中 個人SV/カウンセリング 割引料金 |
こちらからご参加お申込みをお願い致します。
ファシリテーター、講師:明石郁生 臨床心理士/セラピスト
開業カウンセラーとして精神力動的療法、ゲシュタルト療法、 プロセス指向心理学、家族療法、 ナラティブ・セラピー、認知行動療法、トランスパーソナル心理学等の理論基盤を統合的に用いる臨床を実践研究 、家族とAC研究室代表
★実践トレーニング形式:ファシリとワーカーをご体験いただきます。
1)参加者が経験したケースに対するSV
2)ファシリが行き詰まった場面でSVが介入。
3)ワーク終了後にSVコメント、参加者のFBをもらう。
4)ファシリ+SVの二人でワーク。(交替・並列)
5)ファシリとして行き詰まった時、ファシリの問題についてワークする。
ワーカーはワークが中断されることになるが、SVが着地点まで対応する。
6)SVをファシリ、参加者をワーカーとしたワーク。
F・パールズは「いま、ここ」の気づきを通して、断片化した自己の統合をはかろうとしてゲシュタルト療法を発展させました。(F・パールズ,1990) プロセスワークとはプロセス指向心理学を基礎に持ち、無意識に関するユング心理学の概念とゲシュタルト療法の実践技法を発展させたものです。シャーマニズムやパフォーミング・アートを取り入れ、癒やし、瞑想、自覚(アウェアネス)を促す手法を含んでいます。また、スピリチュアルトレーニングと西洋的心理学の技法を一つにすることを試みているため、新しいトランスパーソナル心理学のひとつとして捉えられる場合もあります。(アーノルド&エイミー・ミンデル,1999)
個人の問題はただ個人的なもので、それは自分の原家族の影響であり、トラウマ反応であり、過去の影響であるから、何を障害と診断して、原因を特定する。私はこういった病理学的な考え方だけを受け入れることにとても不満があります。原因と解決、まだ見ぬ結果の正解や不正解にとらわれるかわりに、出来事に意味があるとする考え方、起こっていることそのものにとりくむ姿勢が気に入っています。
個人問題の機序は、癒やされずにいた何世代か上からの流れかも知れないし、グループの問題かもしれないし、歴史上繰り返されている問題かもしれないし、地球上の問題に似ているかもしれない普遍的な流れを感じるときに癒やされるでしょう。
<課題図書(期間中、輪読しながらワークトレーニングを行います)>
アーノルド・ミンデル:自分さがしの瞑想ーひとりで始めるプロセスワーク,地湧社,1997.
アーノルド&エイミー・ミンデル:後ろ向きに馬に乗る「プロセスワークの理論と実践,春秋社,1999.
リッキー・リビングストン:吉福伸逸訳,聖なる愚か者-ゲシュタルトワークの新地平,星雲社,1989.
<推薦図書>
アーノルド・ミンデル:人間関係にあらわれる未知なるもの 身体・夢・地球をつなぐ心理療法,日本教文社, 2008
エイミー・ミンデル:佐藤和子訳,メタスキルー心理療法の鍵を握るセラピストの姿勢ー,コスモライブラリー ,2001.
ジュリーダイヤモンド&リー・スパーク・ジョーンズ:松村他訳,プロセスワーク入門ー歩くことで創られる道,コスモライブラリー,2018.
F・パールズ:倉戸ヨシヤ監訳,ゲシュタルト療法ーその理論と実際ー,ナカニシヤ出版,1990.
吉福伸逸著:トランスパーソナル・セラピー入門,平河出版,1989.
向後善之他 :吉福伸逸の言葉,星雲社,2015.
家族とAC研究室
*クリニック、カウンセリング等に通院中の方は主治医の許可をお願い致します。また、心身の状態によりご参加のご希望にお応えできないこともあります。予めご了承をいただけるとたすかります。