AC研2022は、オンラインZOOMをつかって、ACを再考するコンセプト、ACI(アダルト・チルドレン インテリジェンス:ACという生きる力、知恵)について、ミニレクチャー、グループシェア、オープンダイヤローグを通したオンラインZOOMグループミーティングです。
ACIコンセプトが必要な背景
従来、心の健康援助は学校周辺の教育的支援、あるいは精神科医療のアプローチが中心でした。しかしながら、現代社会における心の歪みによるトラブル、家族や対人関係の問題、依存症などの「生きづらさ」とは、医療機関で投薬治療が必要な「病気・精神疾患」と言えないけれども、病気としないにしては、あまりに甚大な支障を仕事や生活などを体験していAC、サブクリニカルな状態であると言えます。
2021年コロナ禍において、自分を失わずに生き延びるためには科学的な感染対策と同時に個人や集団の心のケアについての新たな視点が課題であると言えるでしょう。
主催者は、AC、サブクリニカルな人々の心理臨床家として精神医学、臨床心理学等の理論基盤を背景とした豊富な臨床経験を持つと同時に「生きづらさ」とは、単に解消したり治療するだけの課題ではなく、自分自身になるための命の流れ、「自分の専門家」に変容する道であるととらえる新しいアプローチの臨床実践、研究を続けている。
*用語2:サブクリニカル。対抗臨床的な領域。生きづらさ、家族や対人関係の問題、共依存などの状態は、医療機関で治療が必要な“病気”と言えないけれども、病気と言わないにしては、あまりに大きな支障を学業、仕事や生活などに体験している状態を示す造語。
■AC研 オンラインミーティングのポイント:
1,アダルト・チルドレン(AC)とは「自分の専門家」になるための新しいコンセプト「生きる力」であると再考する。
2,AC専門カウンセラーが実際のカウンセリング現場であつかってきた具体的な課題の回復・変化過程について検討する。
3,対人関係のトラブル、感情の問題、身体症状、依存症、「生きづらさ」等とは単に解消したり治療するだけの課題ではなく、自分自身になるための命の流れに変容する機会であることを考察していく。
このような方におすすめ。 |
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・良い人になろうとして疲れはてている ・自分軸が定まらない。 ・繰り返し人間関係につまづいてしまう。 ・批判されたり愛されていないように感じてしまう。 ・強い怒りや悲しみ、孤独を感じている ・学校、職場に違和感があり転職などをくりかえしてしまう。 ・なんども自己啓発セミナーなどにはまってしまう |
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期待できる効果。 |
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・ACとは単に解消したり治療するだけの課題ではなく、自分自身になるための命の流れ「自分の専門家」に変容する機会であると学びの体験となる ・グループでシェアを通して対人関係の悩みとは家族や社会の要請に応えようとするがあまり「自分を失っている状態」であると客観的な視点を得られる ・家族、対人関係の問題、心の傷を抱えとは一人で抱えることではないと共感と希望を体験できる |
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予定進行。 |
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13時30分:Zoom接続、チェックイン、シェア 14時:ACという生きる力、ACI(アダルト・チルドレンインテリジェンス)ミニレクチャー 参考目次 https://ikuoakashi.jp/ac-alive-002/ https://ikuoakashi.jp/ac-intelligence/ 14時30分:オープンダイヤローグなど 15時30分:グループシェア 16時:終了 *当日の進行状況により変更になる場合があります。 |
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場所 | ZOOM *安定した回線を確認してください。回線の不具合で受講できなかった際の返金は致しかねます。予めご了承いただけますと助かります。 |
日時 | 月/1回 日曜日 13時30分〜16時 |
参加費 | 単発参加 @7700円 全10回参加一括支払い 70,000 円 |
こちらから開催日時のご確認、参加お申込みをお願い致します。
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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。
家族とAC研究室 明石郁生 臨床心理士 2022.2

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