「心の健康」が不調と回答した割合は日本が最多だった。日本では心の不調を感じながらもこれといった対策をしていない人が目立ち、企業による支援も海外に比べて後れを取っており、課題が浮き彫りになった。
「心の不調」は日本が最多 欧米や中国など調査 職場の支援に課題
<毎日新聞 2024/6/4 18:55(最終更新 6/4 18:55)>
日本においては「心の不調」は、いまだに「自己管理」の不足や落ち度と見る風潮・偏見があるかも知れません。戦後一心に経済の復興を優先させてきた時代の根性論、精神論が背景にあるのかも知れません。
近年では、コロナ終息とともに生じた物価高の影響が市民生活に少なくない変化を見せていると言えるでしょう。それで、違ったかたちの生産性、効率性がますます重視される傾向にあるかも知れません。
毎日新聞の記事では、日本においては、心の不調について専門的な援助、サポートを受けている方の少なさ、企業職場での支援体制の弱さも指摘されています。また、心の不調はどういった相談機関に行ったらよいか、情報が少ないと言う点もあると思います。
そういった状況では、「心の不調」というシグナルは、
・必要のないもの
・経済活動の支障
・個人の落ち度
・甘え
・自己管理不足
・隠すもの、不幸
・精神的な弱さ などなどの偏見を持ってとらえられています。
統合的なカウンセリングの視点では、現実(心の不調)とは、連続的・継続的な変化の状態。その過程に、今後の「知恵」が含まれているのではないか?とらえていきます。
精神科、心療内科とはことなり「心の不調」を、カウンセリングでは解消や回復をともに考えると同時に、「あなたの大切な変化のシグナル」としてとらえていく視点を持ちます。
日本においては、開業カウンセリングオフィスはまだ一般的ではないかもしれませんが、オンラインZOOMなどを使って気軽に最初の相談ができる状況になりつつあるのではないかと思います。
カウンセリング、コンサルテーション、スーパーヴィジョン(SV)をどのようにうけたらよいのかご不安を感じる人は多いものです。それは無理もないことであると思います。カウンセラーを選ぶのはお客さまにとって大切なことです。
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2024
家族とAC研究室は、2024年も精神力動的療法を基盤とした個人セッションを中心に、家族からの影響の変容、健康的な自己愛の回復、レジリエンスの援助を視野に入れた統合的な集団心理療法(ゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク、トランスパーソナル心理学等)を併用した実践、研究を重ねてまいります。
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