弁証法的アプローチは、苦痛に満ちた感情や出来事を「受容」することに焦点をあてます。

・問題の解消にとりくんでいると、解消できない自分は努力が足りない、だめな人だ、などの、近代主義的な自責にハマってしまうことがあります。問題は解消されるべきだと言う社会に適応を余儀なくされていることに気づきを向けます。解消しなければいけないという執着を手放した時に、問題から離れられるでしょう。

・カウンセリング・ワークは、さまざまな人間関係の問題を契機にはじまりますが、やがて知らず知らずのうちに症状や関係の改善を通って「実人生の悩み」に変化していくものです。
・人間にとって死、別れは避けられない。
・私たちは究極には孤独である。
・人生には（与えられた、使命）明確な意味や価値はない。
・しかしながら、欲すれば自らの生活を自由なものとすることができるのです。

子ども時代の装着した、「初期設定」、例えば、「私は悪い子だから、幸せになってはいけない！」などは
子ども時代に、親や養育者の仲や家族を気遣って、設定されるものです。また、子どもの自分をこれ以上の傷つきから守るのに必要だったのです。

しかしながら、この設定が、大人になっても無意識のうちに、人間関係に反応して作動してしまうと、なかなか、やっかいで、親密な人間関係を育むのに問題となるでしょう。

こうした無意識レベルの「思い込み」に気づきをむけ、無力化する、または、良い「思い込み」に転換していく作業は、洞察のカウンセリングに加えて、行動療法の視点が有効でしょう。

12/17（日）12時〜15時30分＠藤沢 ＊11時30分に会場に入れます。
やさしいDBT（弁証法的行動療法）対人関係スキルトレーニング教室、ACの自立のために。
子供の頃に設定した「信念」が、大人になって人間関係を窮屈にしている「思い込み」に気づきをむけます。
ご関心のある方どなたでもご参加いただきます。
https://resast.jp/page/consecutive_events/26999/

12/24（日）鎌倉統合的グループワーク　G研＋
精神力動的療法の概念をゲシュタルト療法、プロセスワークに統合を試みています。
セラピー・ワークにご関心のある方お待ちしています。

私たちは日常の忙しさに飲まれていると、
良い妻、良い夫、やさしい母親、仕事のできる父親、良い上司、聞き分けの良い部下、いい人などの役割に適応しようとしている自分を、唯一の自分だと思ってしまいます。
でも、そればかりだと息がつまります！
ときには、なにやってんだ私！と自分がわからなくなることもあるでしょう！

統合的ワークでは、自分の内面にある、力のシグナルに耳を傾けます。
・人間関係の改善、家族関係の改善などに関心がある方など
・医療者や援助職の方
・カウンセラーさん、または将来カウンセラーを目指す方など
・どなたでも。　体験ご参加を歓迎しています。
https://resast.jp/page/event_series/40247/

2024/1/7 （日）ACミーティング＠ZOOM　AC研2024
オンラインZOOMで、新年についてシェアしましょう。ここまでやってきたことの振り返り、今年の課題など
ACという生きる力（アダルトチルドレン。インテリジェンス）についてもすこし解説します
ZOOM環境を整えて。どなたでもご参加いただけます。https://resast.jp/page/event_series/68074
＊守秘義務があります。安全な場を維持するため、参加者はミーティング内で内容を外部にお話にならないでください。

カウンセリングご予約はこちらからご希望の日程をお選びください。
⇒　https://resast.jp/page/reserve_form/6429/

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教室のお願い
感染対策へのご協力をお願い致します。
家族とAC研究室の研究生が運営補助のため陪席させていただくことがあります。
会場で話されたご家族の個人的な内容については守秘義務でお願い致します。会場の外ではお話しにならないようにお願い致します。
明石　郁生　家族とAC研究室　臨床心理士