さて、今朝はアダルトチルドレングループワークとは、いったい何をやっているのか?について考えています。
私が勝手に師匠と呼んでいる吉福伸逸さんは、
人を揺り動かす力を、思考の力、感情の力、存在の力、関係性の力の4つで表しています。
心理学や臨床心理学をどっぷりつめ込まれている私にとって、とても身体感覚的に染み入る概念です。
その中で、彼は、感情の力には、「気づいていない膨大な印象」Body of impression がとても大きな影響を与えていると言っています。
気づきのところにきていない印象、無意識の領域に刻印されている印象は、無意識であるかぎり、私たちに強い影響を与えます。
ゆえに私は、ワークで、「気づいていない膨大な印象」Body of impression が流れるプロセスを大切にしています。ミンデルは、Dream body と呼んでいます。
夢や身体感覚や身体症状や痛み、動作や、ダンス!など、無意識を自覚化していくプロセスを大切にしていきたいのです。
なので、家族歴、生育歴などから膨大な「気づいていない膨大な印象」Body of impression を与えられ、人生に大きく影響があると感じている、「生きづらさを抱えるアダルトチルドレン」を対象とした、ワークについては、
私は、精神力動的アプローチや家族療法の戦術を取り入れたゲシュタルト・セラピー、プロセスワークを積み重ねて実践していくことが自然な流れであったと振り返ります。
今年の学会の発表では、アダルトチルドレングループワークとは、「グループサイコセラピー」と呼んだり、「精神力動的ゲシュタルト・セラピー、プロセスワーク」と言葉にしていこうかなと思っている次第です。
いいわけをすると、何も好き好んで難しいことをやろうとしているとか、新しいことをやろうとしているわけではないのです。自分の探求とクライントさんに正面から向き合ってきた結果、このようになってきたといえます。
感謝をこめて!
***8月11日現在↓女性2名、男性1〜2名のお席があります。ご関心の在る方は、気分転換を兼ねて、ぜひご参加ください。また、ご興味の在る方をご存知の方はご案内していただけると助かります!
明石郁生 アダルト・チルドレングループワーク 3DAYS キャンプファイヤー in 越後湯沢 8月26、27、28日 http://www.reservestock.jp/events/134095