第27回日本嗜癖行動学会に参加して思うこと、
依存と嗜癖〜回復の多様性におもうこと、。DSM-5に・・・嗜癖関連の障害という新たなカテゴリーでまとめられたこと。
依存症〜アディクションに携わってこられた先人の尽力にいっそう敬意を表したい
アディクションに関する諸外国、日本においての専門家から、「自己治癒としてのアディクション」という言葉が重複して聞かれた。それは、薬物、アルコール、ギャンブル、・・・
スマートフォン、万引き、摂食障害行動にも言えるかもしれない。
私と言えば、肩の力が抜けている自分に気がついている。
私の専門領域は、アダルト・チルドレンが生き残りをかけてきた、「私」への固着、執着が
現在の自分自身の成長やら変化の支障になっている、
関係性のアディクション、自分との関係性への嗜癖であるが、
開業カウンセラー、セラピストとして、精神力動的セラピーを基盤として、ゲシュタルト・セラピー、プロセスワークというグループサイコセラピーの研鑽を積んできた理由がわかったきがしている。
クライアントが訴える、主訴、症状、あるいは医療者からリファーのあった診断名に必要以上に共にとらわれず、必要以上にクライアント個人の問題として還元せず、
クライアントの「もの」として、それを安全に丁寧に敬意もってあつかい、時には増幅していく、その展開にまかせるというアプローチ。
親密な関係性で学習してしまった、人間関係、関係性の問題、自分との関係性に、個人セッションとグループサイコセラピーで焦点を当てるということ。
臨床上、向き合ってきたことを学術的に同意され肯定された気がしている。
とても肩の力が抜け、力が湧いている。
感謝をこめて。
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