繰り返される児童虐待のニュースについて憤りをおぼえます。
法改正についての議論で、いまだにベースにある信念、明治時代の富国強兵、子どもは親の「もの」のような法が現存していて、それが続いている現代社会のあり方に怒りを感じます。
セラピストの視点から見ると、親世代が、フラストレーションを内在化できないために、子どもらに投影していると見えるのです。
そして、周囲と同じようにしなさい。「他者のように幸せにならなくてはいけない」と罪悪感を投げ込む。その一方で、「成功するためには、他者との神経戦や競争に勝たなくてはいけない」という二重の拘束が蔓延しているように思います。
開業カウンセラーは、政治、行政、学校などの現場には無力であるかもしれません。
この分野においての私の領域は、子供時代に虐待(目に見えにくい、過干渉、無関心、誤用、悪用、搾取など)を受けて大人になって人間関係に悩むような人々などについて専門的な心の援助をすることです。
子どもに暴力をふるってしまう、
子どもを愛せない、
子どもがほしいが、親と同じことをしてしまいそうでこわい、
親を許せない、親を愛せないと
自覚を持ち、カウンセリング、心理療法に来られる「勇気のある人々」の体験を共にあつかい、
自己を取り戻すプロセスを援助して、かれら本質を育み、世代間連鎖を見直す試みです。
おひとりで抱えずにまずは専門家にご相談くださることを心からご提案いたします。
お一人で、個人セッションに来られること
ご夫婦、ご家族で来られること
お子さんとごいっしょにこられこと
いずれでも、ご都合に合わせてご利用ください。
*状況に応じてカウンセリングが有効ではないと判断した場合は適切な機関をご案内させていただきます。
おひとりで抱えずに専門家にご相談くださることを心からご提案いたします。
家族とAC研究室 臨床心理士 セラピスト 明石郁生 2024