花冷えですね、私そんなにきらいじゃないんです。
さて、年度末どたばたとスキー合宿などで、2週間ほどあきました。
今回は、7月の仙台で研究発表する予定の文章を抜粋してみます。
アダルト・チルドレンという概念は精神医学の診断基準ではありません。PTSD(トラウマ)の概念に含まれています。しなかしながら、PTSDの概念では十分ではありません。
アダルト・チルドレンの特徴を精神医学がどのように体系づけようとしているのか、。
ヴァン・デル・コークらが、「複雑性PTSD」としてまとめているものを、私は、アダルト・チルドレンのカウンセリングの診断基準としてつかい、セラピーの方針を創っています。
ーー目に見えづらいトラウマ(過度な期待や干渉、情緒的な無関心、主体の搾取)による複雑性PTSDへの臨床については、精神力動的療法を基礎とした個人カウンセリングが主体であったが、近年では、体験的な集団心理療法において相互情緒交流を促す実践が実績をあげていることから、複雑性PTSDにおいてグループ療法への臨床への効果の検証が急がれている。
ーー
個人カウンセリングで一定の回復、セラピーが進んだあとに、
次の段階に起こる、対人関係(自分を含めた)の構築と修復などの今後の生活再建に果たす、他者の役割、関係性を考慮に入れる試みとして、グループ療法を取り入れるセラピー構造です。深い情緒的交流において、参加者の語りの中に「自分を保護できる自己」(保護してくれる親の内面化)の出現に注目し、それを皆で分かち合う相互交流を狙っているものです。(斎藤学)
AC〜複雑性PTSDとは、家族との対人関係の歪みが由来していると仮説できるため、対人関係を適切に育て直すセラピーとして、集団心理療法は有効であると検証しています。
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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。
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明石郁生
カウンセラー/臨床心理士 家族とAC研究室
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