引きこもりの力とは、家族や社会からアビューズ(悪用、誤用、虐待)されないために自分を守る力であり、ときには両親の不仲を癒そうとするメタファー。2021.2 更新

引きこもり、についてのニュース、報道を聞いていて、悲しくなります。引きこもり、をひとくくりにして、面白おかしく、自身のストレスを発散しているようなコメントに胸がわるくなります。

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AC:引きこもり家族へのアプローチとは?
Co:お母さんの不安か夫婦関係をセラピーの場にあげるんだ。

息子が社会,家族など脅威を感じている対象からのアビューズ(悪用、誤用、虐待)されないために心身の安全を優先している状態であるととらえるんだ。
学校時代はずっと他人と仲良くしなくてはいけないと言われてきたろ? でも、社会人になると他人と競争して負かさなくてはいけないと言われる。もちろん、これは矛盾しているのだが、そこそこほどほどに他人との関係を持ち、生きていく柔軟性のある自己を形成していくことが大人になることの一つでもある。
でも、親から過剰な期待(例えば、どこかの誰かのような一人前の社会人になりなさい。)があるケースでは、そこそこほどほどでは親に許されないと感じてものすごくがんばろうとして、結局、矛盾を受け入れられず失敗を繰り返し自分の行先のいずれも塞がれたように感じる。

これを、二重拘束(ダブルバインド)というんだけど、まともにくらうとだいぶ苦しいんだ。一歩も外にでれなくなることがある。

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引きこもる力とは、自分を守る力であり、ときには、家族の崩壊を防ぐメタファーであもあるんだ。家族療法では、その力から、家族が何を学ぶかに関心を寄せる。
本人の症状行動とは誰に対するどんなメタファーとなのだろうか?と。

さっきのように、相談者がお母さんの場合,ご夫婦関係,原家族(お母さまのご両親や同胞など)の家族内のコミュニケーションパターンに焦点をあてるんだよ。
  “ひきこもり”当事者とそれにまつわる家族物語りや行動は、親や家族にとって,どのようなメッセージやメリットがあるのだろうか?

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今、起こっていることには意味がある、困難は個性化のプロセスでしかない、 逆境は「自分の専門家」になるプロセス。 現代社会がどんなに矛盾にみちているとしても、人は必ず、 自分らしく生きる意味を見つけることができると私は信じています。

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