ACの力とは?:自分が誰なのか?知ろうとする力 ac-alive-026

自分が誰なのかを知ろうとすることとは一般的なことではないかもしれない。自分とは学校に行っていれば学生かも知れないし会社に属していれば、◯◯◯会社の社員であると名のれるだろう。資格をとれば、◯◯資格保持者であると。
家族がいれば、あるいは、健康的な家族関係があれば、◯◯家の長男、長女、次男、次女などであるかもしれない。たんに、妻であり夫であり、母であり父であるかもしれない。
自分とは誰なのだ?と疑問を持って生きる必要などない。

「わかっているけれどやめられない」
「自分が誰なのかわからない」
「他者と繋がれない」

いったい何が起こっているのだろう?
あなたは、機能不全な家族で安全を確保し生き抜くために対処してきたスキルを持っている。大人になって、そのスキルをいまでも使い続けてしまうがゆえに、それは通用せず、健全な人間関係を育むことに繰り返しつまずくのだろう。
朝までケンカしても解消しない
お酒をいくら飲んでもかわらない
身体症状、病気、依存症は自分を知ろうとする入り口になるだろう。
それでもひとりで気がつくのはとてもとても難しい。

Co:自分が誰なのか知ろうとする道は茨の道かも知れない。
AC:そんなの知らないで、なんとなく生きてたほうが楽です。
Co:そうかもしれない。でも、もう、なんとなくは生きれない。
AC:はい。それもわかっています。一般の人のように普通に生きれないのが悔しくもあります。
Co:そうだね。
AC:なんで、私だけ?と。
Co:そう。逆に言うと、一般の人は自分に向き合うことはできないだろう。私たちは自覚有る無しにかかわらず、ACを自覚するというコンセプトを使うことができる。
AC:うーん、とてもハードな感じがします。
Co:そう。自分が誰か知ろうとすることはたくさんのエネルギーを要するし、ひとりで抱えるのはたいへんなときもある。家族とは距離が近すぎてうまくいかないことある。そんなときにこそ、自分にとって良い人間関係を心の底から希求するから、出会い、育むことができると言えるんだ。
AC:友達ってことですか?
Co:まず、自分とゆっくり友達になることだ。
AC:自分と?
Co:過去の傷ついたままの自分、凍りついたままの自分、手当もせずにがんばってきた自分、がんばりすぎて倒れた自分、自分がわからなくなった自分、怒っている自分、混乱している自分、。
AC:うあー、そんなにたくさん自分ってあるのですか?
Co:うん。それがそのうち、うまくいかなかい自分もまあいいかなという自分、がんばっちゃう自分もまあいいんじゃないかと思う自分、と変化していくから、いろんな自分をたばねていくんだ。
AC:へー。
Co:そうすると、他者と繋がれるようになるし、ほんとうの友達ができる。あなたがあなたであることを受け入れてくれる人、あるいは、言いにくいことを言ってくれる人だ。そう、最初の人はカウンセラーかもしれないよ。(笑)
AC:えー。
Co:自分が誰なのか知れば知るほど、ほんとうの自分自身とつながることができる。
そうすると、大切な他者や世界とつながることができるんだ。
自分が誰なのか知ろうとする力とは、あなたの大切な他者や世界とつながる力なのだ。

2020.8.12

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