Ⅴ章:自分の専門家になるためのエクササイズ ac-alive-063 関係性のワーク

Co:私たちは子ども時代に得られず、満たされていない感情を他者にもとめてしまうことがある。例えば、結婚生活では、お互いに養育環境で得られなかった種類の関心を相手に求めすぎてしまうときに問題が起こると言えます。それは、お互いの情緒交流が深まるとともに自然な流れとして起こります。
AC:夫に父親のような関心を求めてしまうとか?
Co:うん、妻に母親のような関心を求めてしまうとか。どちらも無意識なので自分も相手にも目に見えにくく、お互いに自分自身の気持ちを見つけることが難しい。そうすると、相手を変えようとしたり、相手にわかってもらおうとして言い合いになる。夫婦間トラブルの発端になるかもしれない(笑)。
AC:うぁ~やってた。元夫をずっと責めてたかも。
Co:がんばっているにもかかわらず上司に評価されないこと、関心を得られないことでひどく苦しんだり、怒りを感じるケースでは、原家族、とくに父親にほめられたい、認められたいという欲求が満たされていなかったのかもしれない、と。
AC:うあーそれもあったー。
Co:そういった苦痛やトラブルを、たんに解消したり排除するものととらえるともったいない。自分の内面に何が起こってるのだろう?ととらえてワークしていくんだ。
AC:ふむふむ。
Co:投影のワークとは、私たちの断片化した心の部分、スキップしたり、スリカエたり、断片化して細かくちぎれている部分を束ね直す取り組みとなるんだ。それは、ほんとうの自分になる機会につながる。

エクササイズ2:

1,恋人、配偶者あるいは、気になる友人、会社の上司などどなたかワークしてみる相手を決めてください。そして、その相手への怒りや不満を感じてみてください。いやな気持ちになるかもしれませんが、さっと時間をかけずに書きとめてみてください。

2,次に、イメージでさっと相手になってみてください。相手になって、あなたを見てください。抵抗が起こるかもしれませんが自然な流れです。すこしじっくりその状態をあじわってみてください。

3,相手になって、あなたを見てみると、あなたはどんな表情をしていますか?目の前のあなたに何か言ってみたくなりますか? 先ほどの怒りや不満への反論や言葉にならない気持ちがわき起こってくるかもしれません。それらを味わって書きとめてください。

4,相手になっている時間が充分だと感じたら、さっと自分にもどってみてください。
どんな気分に気がつきますか?
気づきを得たとすればどのような気づきを得ましたか?書きとめてください。

2022.

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