Ⅴ章:自分の専門家になるためのエクササイズ ac-alive-064 自分の中の良い人とのワーク。

Co:次は「いい人」をワークしてみる。
AC:うー、なんだかもう、ざわざわしています、だってずっといい人やってきたもの。
Co:自覚をしていくのが大事だ。変化の入り口だ。
ひとつのケースだが、ユングの言うコンプレックスとは、一般的ないわゆる「劣等感」に加えて、無意識にひっかかっていること、こだわっていることへの「執着」がある状態と言える。私たちはそれらを感じないように自分の気持ちをコントロールしたいが、。

AC:しているつもりでいる?
Co:そう、つもり。でも、周囲との対人関係でそれらに触れるとき、そのコントロールが効かない場面、などで、無意識に強い怒り感情、もしくは回避や依存が起こる。
AC:なんだかわからないけど、その人に会うとイライラする時があります。
Co:うん。ほんとうはイライラとは大事なシグナルだけど、その感情の本質を感じるのが嫌なので、感じないように振る舞ってしまうかもしれない。
AC:そういう時、「いい人」やっちゃうんですね?
Co:スリカエるのに「いい人」が必要になる。
だから、時々、あーやっちゃってるなーと後悔することはとても自然なことだよ。でも、ぎゅっと隠してると、そのギャップは心身に蓄積するかもしれない。
普段は「いい人」なんだが、時折、爆発したり、キレたり、お酒や買い物、ギャンブルなどの依存症やうつなどの身体症状に進展してしまうケースもある。
AC:いい人を続けるのって、たいへんなんですね。
Co:そうだ。だから、「依存症をやめよう」というアプローチだと、世間ではいけないことと言われているからやめようという知的な解釈、意識のレベルでは、変化を受け入れられないことが続く。
「あたまではわかっているけれどやめられない」におちいることが少なくない。なので、それに加えて、どうして「いい人」を続ける必要ってなんだろう?メリットととなんだろう?という「いい人」をしてしまう感情や身体感覚に焦点をあててるアプローチもするんだ。

エクササイズ:

1,「いい人」をしてしまう自分の場面をイメージしてください

2,その時、もし、「いい人」でないとしたらどんな気分になるか?と問いかけてください。

3,湧いてくる言葉、気持ちを書き出してください。

4,どんな「自分」のひとつの側面に気がついたでしょうか?書き出してみて、それがどんなものでも少しだきしめてみてください。気づいたことをメモしてみてください。

AC:うー、うー、ちょっと苦しいです。嫌です、受けとめたくないです。
Co:うん。すこしいっしょにいよう。

2020.10.21

 

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