自分の専門家になるとは? ac-alive-007

AC:ACとは何なんのかなんなくわかりました。私、ACだったんだと知りました。うすうすそんなことなんだろうなと思っていました。で、だからどうすればいいんだと!怒りも湧きます。
Co:そう。自然なお気持ちだよ。
AC:えっ?
Co:そう。(うなずく)いまお感じになってる怒りは大切な感情です。あなたの生き延びてきた力とも言えます。
AC:はあ。(なに言ってんのこの人という表情。)
Co:例えば、長い間、他者の世話を焼くのに忙しい生活を送っていたとすると、自分の人生を生きるのが難しくなる。そう、自分がわからなくなる。
AC:だから。(怒)
Co:怒りの感情とは、ほんとうの自分が理解されていない、誰かにわかってもらいたいという気持ちが含まれていると思う。
AC:え?
Co:だから、私に怒りの感情を向けているとすればそれはとても自然で健康的なんだ。
AC:え?
Co:ACを肯定するセッションとは、ACの生きる力を探求していくんだ。そのひとつは、沸きあがってくる感情をカウンセラーと共に体験することだ。
AC:私、明石さんにわかってほしいんですね。そう、ずっと、私は誰かにわかってほしかったんです。以前のカウンセラーは、怒りは自分を壊すからコントロールしなさいと言っていました。
Co:そういう時もあるかもしれないけど。だから最初は専門のカウンセラーと共に作業をすることをおすすめする。
AC:そうなんですね。
Co:いまの、やり取りを通して、自分の感情、今回は怒りを肯定するという体験を促したんだ。ACの生きる力の探求とは、こうして、「自分のことをよく知る」というアプローチなんだ。
AC:うーん、ちょっと怖いし、恥ずかしいし知りたくないこともあるような、。
Co:そうだね。だから少しづつ。そうやって「自分のことをよく知る」ことを「自分の専門家になる」と言っているんだが、なかなかおもしろい道のりになるよ。
AC:うーん。面白いのかな?(怪訝)
Co:例えば、今、自分だと思っている自分は、これまでの生き延びてきた自分の側面だから、戦闘服を来て機関銃を抱えている自分かもしれない。いつも緊張していて、反撃できるようにしていた。あるいは、居場所を作るために、お面をかぶって、おしゃべりなピエロを演じていたかもしれない。
AC:ちょっと傷つきます。だってそうだもの。
Co:うん、ごめんね。でも、もし、お面が必要なくなったらどんな自分になると思う?
AC:えー、想像できません。それしかやったことないもの。
Co:うん。お面を脱いだ自分はどんなふうになるんだろう?そうしたらどんな人と出会うんだろう?そうしたらどんな仕事をしているんだろう?と自分の変化を探求していくんだ。誰かの反応なんか気にせずに。
AC:そんなことできるのかなー。
Co:自分の専門家になるとは、自分の育て直しの提案なんだ。ひとりでは難しいかもしれないが、まずは、私と共にはじめてみようか!

2020.7.18

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